ジークアクス。Webに感想があふれ出したのでそれらを読む前に自分の感想を以下書いておく。
●ガンダムってニュータイプの要素を取っ払ってアクション多めな人情戦記ものにアレンジされがちなんだけど、ニュータイプという概念をどう整理するかに正面から取り組んでるように感じて、きちんと着地できたように感じている。
●マチュの無茶すぎる運動神経とかジークアクスに乗るキッカケとか完全に勢いでゴリ押し演出なんだけど、最後までこの勢いで視聴者を騙し続けてくれるのならこの演出でもいいかなと思いながら観てた。
●ニャアンはもらい損ねた運び屋の代金をマチュとシュウジがクランバトルで勝った事で得られた時点でマチュ達と一緒にいる理由がないはずなのになんでずっといるんだろう? って違和感があった。
●モビルスーツ戦はスピード感でごまかされてる感じがして好みじゃなかった。ただニュータイプを前面に出した物語上、オールレンジ攻撃の「いつのまにかやられている感」を出す都合もあるしここは仕方がないか。ゲルググがエルメスをかばう時に手のひらからやられていく演出は(どうせ何かのパロディなんだろうけど)初代ガンダムの殺陣っぽかった。
●可変しないモビルスーツを可変させるとしたらどこの構造をどう変える? っていうのは当時の子どもなら全員やった遊びだと思っているんだけど、キケロガのMS形態が最高すぎた。ガザCの様な異形感がたまらなくカッコイイ。
●アンキーのご都合キャラっぷりは裏付けが欲しかった。
●あれだけの実力をみせた01ガンダムは誰が操っていた?
●5話あたりでこういう流れの話かぁ、って気分になって6話でそれに納得したのを覚えている。次どうなるの? って興奮できたのは4話までの印象。
●Zガンダム(≒一年戦争のその後)ってもうちょっとどうにかならなかったの? とは定期的に思っていて、今回のラストはありえないながらも理想だなぁという納得はあった。地球連邦を宇宙から追い払った事である程度宇宙に自治権があり、ニュータイプを説いたダイクンの娘がニュータイプでジオンの女王になり、野望を捨てて野に下ったシャアは地球でララァと出会う、っていうのは奇麗な落としどころに思えた。レビルも生きてるだろうから連邦の腐敗化もある程度は抑えが効くだろうし。ちゃんと戦後処理が進みそうな気がするいいラストだったのではないのか、という事で。
●「世界線」という他作品の作中用語を一般語のように使うのは普通に不快でした。